① はじめに:どうしてレジンアフターブーケを選んだか
結婚式で使ったブーケを、いつまでも飾っておきたい──。
そう思ったときに見つけたのが「アフターブーケ(保存加工)」という方法でした。
押し花やドライフラワーも魅力的ですが、
透明な樹脂(レジン)でお花を封じ込めて立体的に残す方法に私は心を惹かれました。
実際に調べてみると、扱うお店は増えていて、
デザイン・価格・納期・世界観などでそれぞれ大きく違います。
今回は、私が実際に候補にした
花刻(はなこく)・Spica・Xing の3社を比較して、
最終的に花刻さんを選んだ理由をまとめました。
② 比較対象3社の紹介
まずは、花刻(はなこく)さん。
「想いを花に刻む」というコンセプトのもと、
透明感と上品さを大切にした作品づくりが印象的です。
代表作「和縁(WAEN)」は 6万円台、
リングスタンドやミニフォトフレームのセットは3万円~4万円台となっています。
セット商品は組合せが自由に選べ、他店にはないラインナップが用意されているのが特徴です。
👉 hanakoku8739.stores.jp
次に、Spica(スピカ) さん。
樹脂加工によるアフターフラワー®を掲げていて、アートなデザインが特徴。
公式サイトではプレミアムセット(リングスタンド+ラウンド型など)で
18万円(税込) の案内があり、高価格帯が中心のラインナップです。
👉 spica-bouquet.com
最後に、Xing(シンフラワー) さん。
立体保存・押し花・額装など複数の加工方式を扱い、様々なニーズに応えるお店です。
加工の自由度が高く、ギフトアート寄りの雰囲気が感じられました。
レジン加工(クリスタルフラワー)については、3種類というシンプルなラインナップになっています。
👉 xing-flower.com
項目 | 花刻(はなこく) | Spica(スピカ) | Xing(シンフラワー) |
---|---|---|---|
店名リンク | hanakoku8739.stores.jp | spica-bouquet.com | xing-flower.com |
特徴・コンセプト | 「想いを花に刻む」がテーマ。 透明感と上品さを重視し、華やかでありながらどこか懐かしいデザインが特徴。 | 樹脂加工によるアフターフラワー®を掲げ、アートなデザインが特徴。 | 立体保存・押し花・額装など複数方式を扱っている。ギフトアート寄りの雰囲気。 |
代表的な価格帯(税込) | セレクトセット:3万円〜4万円台 和縁(WAEN):6万円台 | アフターブーケ ラウンド:14万円 プレミアムセット:18万円 | クリスタルフラワー:4万〜5万 |
特徴的なポイント | 他店にはないラインナップがある。 通常販売のほかに毎月第4週に翌月の予約販売も行っている。 | 高級志向。写真映えする華やかさが強み。 | 加工の自由度が高い。 レジン加工は3種類のみ。 |
③ デザイン・世界観の違い
花刻の作品は、透明感があり上品。
光と影をやわらかく取り込み、時間の経過すらデザインに溶け込むような世界観です。
派手さはないけれど、見るたびに落ち着きを感じ、どこか懐かしくも感じる
“想いを閉じ込めた作品”という印象が残ります。
また、商品によってはセミオーダープランも用意されており、製作途中でデザインを複数案提案してもらうことが可能です。
注文時だけでなく、途中でデザインを確認したり相談できるというのがありがたいポイント。
一方で Spica は、アートなデザインで、
インテリアとしても存在感のあるスタイル。
SNS映えを意識した美しい写真が多く、トレンド感を求める人に人気があります。
プランはおまかせのみで、どんな仕上がりになるかは届くまでわからないので、
注文時にできるだけ希望の内容を伝えておきましょう。
Xing は、額装や立体保存を活かした複数の種類から選ぶことができ、
レジン加工だけでなく、壁掛けなど飾る場所をとらない作品に仕上げることも可能。
選択肢が多いので、事前にサイトを見ておくと迷いが減らせると思います。
また、この3つの中では唯一の直接店舗へのお花の持参ができるお店となっています。
どのブランドも美しいけれど、
飾りたい場所や求める雰囲気、デザインの確認をしたいかどうかによって選び方が変わると感じました。

④ 価格・納期・対応の比較
次に価格、納期、対応について比較してみました。
項目 | 花刻(はなこく) | Spica | |
---|---|---|---|
価格目安 | セレクトセット: 3万円~4万円台 和縁(WAEN): 6万円台 | アフターブーケ ラウンド:14万円 プレミアムセット:18万円 | クリスタルフラワー: 4万~5万 押し花アート: 6万~20万 |
納期・待ち期間 | 2〜4ヵ月程度 (受注制・個別制作) | 約6ヵ月待ち(繁忙期変動あり) | 約8ヵ月待ち(加工方法により変動) |
対応・特徴 | 個別相談が丁寧。 花材の状態に合わせた提案や複数のオプションあり | 全国対応・高級志向 | 多手法対応。 持ち込み・立体保存可 |
📌 比較のポイント
Spicaは圧倒的なブランド力と価格帯で“高級仕様”を重視。
Xingは手法の幅広さが魅力。
花刻は価格を抑えつつも、丁寧な対応とカスタマイズ可能なラインナップで差別化している印象です。
⑤ 実際に届いた作品の感想
届いた瞬間、思わず息をのむほどの美しさでした。
レジンに閉じ込められた花びらが光を透かし、
柔らかく輝く様子に心を奪われました。
写真では伝わらない立体感と透明感があり、
まるであの日のウェディングブーケの時間がそのまま止まったよう。
梱包も丁寧で、箱を開けた瞬間から特別な空気に包まれます。
今は寝室に飾っていますが、
季節の光とともに少しずつ表情が変わっていくのも魅力です。
※作品写真は花刻公式Instagram → @hanakoku_kizamu39
サイト用の写真ではなく、実際の作品がメインで投稿されていてとても参考になりました。
⑥花刻に決めた理由
花刻に決めた理由はいくつかありますが、1番の決め手となったのが、この2点です。
・飾りやすく使いやすいラインナップが多かったこと
・セミオーダープランで提案してくれた複数デザインの中から、希望のイメージを選ぶことができたこと
やはり思い出の特別なお花を残すのに「完成までどんな仕上がりになるかわからない、、」
というのは私にとってすごく不安なことだったので、製作途中でデザインを確認したり相談できた点はとても安心してお任せすることができました。
ウェディングブーケとほぼ同額のアフターブーケを購入することに最初は迷いもありましたが、
結果的に思い出のお花が美しく残せてとても満足しています。
また、お花をたくさん残したい方向け、少しだけ残したい方向けとシンプルなラインナップになっている点も選びやすく、決めることが多くてバタバタしている結婚式前にはとてもありがたかったです。
オプションも豊富で「必要な人に必要な分だけ」というのも私には好印象でした。
少しだけ残したい方向けのラインナップでは、リングスタンド・リングピロー・フォトフレームから自由に選べるセット商品などもあり、プロポーズのお花を残したい方にもおすすめです。
私は結婚式のブーケをお願いしましたが、プロポーズのお花をもらった時に出会っていたら、
「このセットをウェルカムスペースに飾って、プロポーズのお花が入ったリングピローで指輪交換したかった…」と後から思いました💦
なんにせよ、私としては花刻さんにお願いして大満足のアフターブーケを制作していただけました!
⑦ まとめ
レジンアフターブーケを扱うお店は数多くありますが、
「価格・納期・世界観・対応」で印象はまったく異なります。
高級感求めるならSpica、
多様な手法を試したいならXing、
仕上がりを予め知りたい・相談したいなら花刻。
自分がどんな気持ちでお花を残したいかを考えると、
自然と答えが見えてくると思います。
私の場合は、“想いを花に刻む”花刻を選んで大正解でした!
この記事を読んでいる方にも後悔しないショップに依頼できることを願っています。
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